もっとも肌に優しいクレンジング方法!純クリームクレンジングのすすめ

biyou_kogao

肌に優しいクレンジングができていますか?

クレンジングは人によってもっとも差が出るスキンケアです。

どれを使ってもだいたい一緒でしょ?……なんて思ったら大間違いです。

とんでもなく肌に悪いクレンジングをしている人もいれば、ほとんど肌に負担をかけないクレンジングをしている人もいるのが現実です。

今回は、とにかく肌に優しいクレンジングがしたい!という人のために、もっとも肌に優しいクレンジングのやり方をまとめました。

特に、クレンジングの影響を受けやすい敏感肌や乾燥肌の人に読んでもらいたい内容になっています。

1)クレンジングはなぜ肌に悪い?

woman_think

クレンジングのせいで肌がつっぱったり、ヒリヒリした刺激を感じたり、赤みや痒みが出たり……。

まず最初に、何気なく使っているクレンジングが肌にとってどれほど負担になるものなのか?を確認しておきましょう。

専門家の意見から

まずは専門家の意見を見てみましょう。手元にある書籍からクレンジングに関する部分をいくつか引用してみます。

クレンジング料は、日々のスキンケアアイテムの中では、もっとも肌を傷めやすいものです。
吉木伸子『スキンケア基本事典』p52

クレンジング剤の主成分は、界面活性剤。油性のメイクが一瞬で落ちるほど強力です。肌を乾燥から守る細胞間脂質、NMFもひとふきで落ちてしまいます。
宇津木龍一『化粧品を使わず美肌になる!』p50

油ギトギトのフライパンを食器用合成洗剤で洗っているのと、まったく同じ原理なんですね。
岡江美希『美人肌のヒミツ』p40

油料理をしたフライパンは、ただ洗うより台所用洗剤で洗うほうがよく落ちます。ではあなたは、メイクをした肌を台所洗剤で落としたいと思いますか? イヤですよね。絶対肌あれしそうですよね。そうです、その感覚が大切です。
北原東一『誤解だらけのスキンケア』p60

適当に拾ってみましたが、美容本を開けばだいたいこれらと同じようなことが書かれていると思います。すなわち、「クレンジング剤はとても肌に悪い」という内容です。

クレンジング剤はクレンジング“洗剤”である

クレンジング剤の正体は強力な合成洗剤です。

具体的には「合成界面活性剤」と呼ばれる洗浄成分が使われています。

合成洗剤というと、台所用洗剤のように泡立つタイプが真っ先に思い浮かびますが、泡立たないタイプの洗剤もあり、クレンジングに使われているのはそういったものです。

もちろん台所用洗剤に比べればマイルドですが、あくまでも程度問題です。

どちらも洗剤の一種であり、肌に大きなダメージを与えるものである点は変わりません。

いくらお洒落な容器に入っていようと、中に入っているのは「メイク落とし用合成洗剤」なのですね。

クレンジング剤は肌を荒れさせる名人

しかし、この事実をあまり意識していない女性も少なくありません。

台所用洗剤を顔に塗られたら誰だって悲鳴を上げると思いますが、クレンジングに関しては割と無頓着に選んでしまうところがあります。

ですが、

毎日合成洗剤で食器洗いをしている主婦の手はたいてい荒れています。
毎日合成洗剤でクレンジングをしている女性の肌もたいてい荒れています。

この二つはまったく同じことを言っているということを肝に銘じておきましょう。

毎日、クレンジングで化粧を落とすなどということは、肌の健康を真剣に考えたら、とんでもないことです。
宇津木龍一『肌の悩みがすべて消えるたった1つの方法』p110

皮膚科医の中には上のように言う人もいるくらいです。

クレンジング剤は基本的に“怖い”ものだということをまずは知っておいてください。

2)肌に優しいクレンジングを使うと肌はよみがえる

ここまで怖い話を見てきましたが、別にメイクをするな!クレンジングをするな!と言いたいわけではありません。

そうではなく、肌をダメにする最大の要因であるからこそ、肌に優しいものを使うと肌は劇的にキレイなるよ!ということが言いたいのです。

女性はクレンジングのせいで損をしている

大半の女性はクレンジングのせいで大きな損をしています。

例えば、女性の肌と男性の肌を比べたとき。

本来、体の作り的には、男性よりも女性のほうがキメが細かく毛穴も小さく、すべてにおいてキレイな肌をしているはずです。

その上、スキンケアにかける手間や労力がまったく違いますし、女性なら保湿のケアなどもしっかりしている人が多いでしょう。

それにも関わらず、女性の素肌のほうが汚いくらいなのは、クレンジング剤を肌に触れさせているからです。

クレンジングが肌に与えるダメージは、数万円の化粧品を、そしてスキンケアにかける多大な労力を、一発で台無しにしてしまうほど大きいのです。

肌に優しいクレンジングもちゃんと存在する

ここまで散々おどしてきましたが、クレンジングの選び方次第で肌の負担の少ないクレンジングをすることは可能です。

クレンジングは非常に商品差の激しいアイテムです。種類や商品によって肌への優しさに天と地ほどの差があります。

そのため、とんでもなく肌に悪いクレンジングをしている人もいれば、ほとんど肌に負担のかからないクレンジングをしている人もいる、というのが実情です。

有名人が使っているとか、なんとなく良さそうなことが書いてあるからとかで、適当に選んでしまうのは本当にもったいないです。

肌に優しいクレンジングをすれば、肌の状態は劇的に変わっていきますよ。

3)もっとも肌に優しいクレンジングは?

さて、ここからは肌に優しいクレンジングのやり方を具体的に説明していきます。

タイプ別だとクレンジングクリームがいちばん肌に優しい

クレンジングのタイプ別にざっくり見て、肌に優しい順番に並べると下のようになります。

クレンジングを比較して肌に優しい順に並べた図

上図の通り、種類別に見たときにもっとも肌に優しいのはクリームタイプのクレンジングです。

美容業界で活躍している皮膚科医の方もたいていクリームタイプを推奨していますね。

いろいろあるクレンジング料の中で、比較的肌にやさしいといえるのは、洗い流せるクリームタイプです。

吉木伸子『スキンケア基本事典』p53

クレンジングクリームには、パッチテスト(※注2)の結果、クリームと変わらない程度で刺激がほとんどないというデータが出ているものもあります

小西さやか『なまけ美容入門』p20

なぜクリームタイプがそこまで肌に優しいのかというと、他のクレンジングに比べると界面活性剤(洗浄剤)の使用量が圧倒的に少ない(ものが多い)からです。

クリームという基剤そのものが水分と油分をバランスよく含んでいるため、界面活性剤の力をそれほど借りなくても済むのです。

テクスチャー的にはなんとな~くディープそうに見えるかもしれませんが、それはただのイメージに過ぎず、成分的にとても肌に優しいのです。

また、たいていのメイク料は「クリームに顔料を混ぜたもの」と言えるので、メイクとの馴染みもいいです。

結果的に、クレンジングクリームは肌に優しいのにメイクもよく落ちるといういいとこ取りのクレンジングになっているのです。

クレンジングクリームの中でも特に肌に優しいのは?

では、もう一歩進んで、クレンジングクリームの中でも特に肌に優しいのはどのような商品なのでしょう?

これには簡単な見分け方があります。

ずばり、「クレンジング後に水ですすいだときに多少のヌルつきが残るもの」です。

というのも、これは界面活性剤(洗浄剤)の使用量が少ない証拠であるからです。

クリームは油分を含んでいますから、本来なら水で軽くすすぐだけでは多少の油膜が肌に残るはずです。例えば、保湿クリームを肌に塗ってからすぐに水で洗い流すと多少のヌルつきが残りますね。

しかし、同じことをクレンジングクリームですると、大半の商品ではヌルつきが残らずにキレイに洗い流すことができます。

なぜ水だけで簡単に洗い流すことができるのでしょう?

それは「クリームを洗い流すための洗剤(界面活性剤)」があらかじめクリームの中に少し混ぜられているためです。

それでも他のタイプのクレンジングに比べたら量は少ないのですが、できるだけ肌に触れる洗剤の量は少ないにこしたことはありません。

別にクレンジング後のすすぎの段階でちょっとしたヌルつきが残っていても、その後で洗顔をすればどっちみちキレイに洗い流すことができるので、何の問題もありません。

むしろ肌に残った油膜が緩衝材になって洗顔のダメージを軽減してくれるくらいです。

肌に優しいクレンジングを追求するなら、すすぎ後に多少のヌルつきが残るようなクリームを選びましょう。

4)肌に優しいおすすめのクレンジングクリーム

具体例の一つとして管理人おすすめのクレンジングクリームを紹介します。

サッポーのクレンジングクリーム

管理人おすすめのクレンジングクリームと洗顔石鹸

肌に優しいクレンジングならサッポーがおすすめです。

ネット上でも有名な商品ですが、やはり一番安心して使うことができます。

管理人自身が普段から使っているクレンジングでもあります。

「肌への優しさ」に特化したクレンジングになっていて、もはや「肌に優しい」以外には何も言うことがないようなクレンジングです。

クレンジングは肌への優しさがすべてなので、それでいいのです。

どうせすぐに洗い流してしまうものなので、美容成分や保湿成分が入っていてもほとんど役に立ちませんし、そういったものを肌に補うのは基礎化粧品の領分です。

肌への優しさは抜群で、クレンジング後の肌がちっともつっぱりませんし、クレンジングをしても肌が揺らがないのがわかります。

肌荒れを起こしているときでも刺激を感じたことは一度もなく、肌が過敏な状態の人でも安心して使うことができるクレンジングクリームです。

クレンジングクリーム+シンプルな固形石けんの組み合わせが最強!

サッポーを使うなら、洗顔石鹸とセットで使うことをおすすめします。

仕上げの洗顔までを含めてメイク落としです。

洗顔まで含めて考えると、「クレンジングクリーム(すすぎの段階で多少ヌルつきの残るもの)+シンプルな固形石けん」の組み合わせがもっとも肌に優しいメイク落としになります。

せっかく肌に優しいクレンジングをしたのに、肌に負担のかかる洗顔料を使ってしまうのはもったいないです。

サッポーは洗顔石鹸の方もシンプルで、かつ皮膚刺激の少ないものになっています。

公式を利用すれば初回は安く買えるので、肌に優しいクレンジングを目指す方はぜひ一緒に使ってみてください。

サッポーの『洗顔キャンペーン』(1,600円/送料無料)

ちなみに、ちょっとした使用前後のアンケートに答えるのが苦にならない人であれば、もっとお得なモニターセットもあります(アンケートはWeb上で簡単に答えられます)。

モニターセット(1,980円/送料無料)

管理人もずっと使っていますが、ここまで肌に優しいクレンジングはなかなか他にはないですよ。乾燥肌や敏感肌の方にぜひ使ってみてほしいクレンジングです。

まとめ

以上、長々とお付き合いいただきありがとうございました。

「クレンジングを変えると肌質が変わる」というのは嘘ではありません。

肌に優しいクレンジングを使うということは、肌に触れる洗剤の量を減らすことと同意です。

考えてみてください。洗剤で毎日食器を洗っているせいで手が荒れている主婦が、ある日から水仕事をぱったりやめたとします。おかげで手の肌が強力な洗剤に触れることはなくなりました。

これ、手はどうなると思いますか? 荒れてカサカサしていた手の肌が、日に日に回復し、元通りのふっくらした肌に戻っていくであろうことは容易に想像がつくでしょう。

では、毎日強力なクレンジング剤を使っている女性がそれをやめたら? 顔の肌はどうなるでしょう? 強力なクレンジングを使っていたときよりも絶対にキレイになると思いませんか?

この二つの例はまったく同じことなのです。クレンジング剤を少しでもマイルドなものに変えることがどれほど肌質の改善につながるかわかりません。

自分の現在の肌質に満足していない方は、ぜひ肌に優しいクレンジングを実践してくださいね。

こちらもどうぞ!

管理人のおすすめ化粧品①のバナー

↑管理人が使っているおすすめのクレンジングクリーム&洗顔石鹸を紹介している記事です。最高に肌に優しいメイク落としができますよ!

クレンジングの種類と特徴まとめのバナー

↑クレンジングの種類と違いを解説している記事です。自分に合ったクレンジングを探す際の参考に。