「クレンジングオイルをやめたら毛穴の黒ずみが治った」がもっとも多い

クレンジングオイルをやめると毛穴が目立たなくなるイラスト

毛穴の黒ずみが治ったという報告の中でもっとも数が多いのは「クレンジングオイルをやめたら」というものです。

「クレンジングオイルをやめたら」という口コミ

「クレンジングオイルをやめたら黒ずみが治った」という人はかなりの数に上ります。

「クレンジングオイルをやめたら」

毛穴の黒ずみについてあれこれ調べたりするのがライフワークと化しています。

口コミサイトに各種掲示板、怪しげな情報サイトから個人のブログまで、ネット上のありとあらゆる黒ずみ関連のサイトを見て回っています。

それらの大半は「毛穴の黒ずみが治らない」という悩み相談になっていますが、なかには「こうやって毛穴の黒ずみが治ったよ!」という報告も少なくありません。

そして、いちいち数えてきたわけではないので体感になりますが、「毛穴の黒ずみが治った」系の報告の中で圧倒的に数が多いものがあります。

それが「クレンジングオイルをやめたら毛穴の開きや黒ずみが治った」というものです。

「クレンジングオイルをやめたら」が多い理由

これは単純にクレンジングオイルが毛穴の黒ずみの原因になっていることが多いためです。

毛穴の黒ずみの原因は十中八九“洗いすぎ”にあります。過度の洗顔とクレンジングが大元の原因になっていることがほとんどなのです。

それゆえ、洗顔とクレンジングの改善によって黒ずみが治ったという人がかなりの数に上ります。そして洗顔以上にクレンジングが肌と毛穴に与える影響力は大きいのです。

毛穴の黒ずみ対策は基本的に引き算です。

何か特別なケアを追加するのではなく、毛穴の黒ずみの原因になっているものを取り除くことでのみ治すことができます。

そしてもっとも黒ずみを生む原因になっているのがクレンジングオイルの使用なのですね。

クレンジングオイルから他のクレンジング剤に変えるだけで毛穴の開きや黒ずみが解消する人が相当な数いるのです。

クレンジングオイルがなぜ黒ずみを生むのか

クレンジングオイルはもっとも肌に悪いクレンジング剤です。

クレンジングオイルとは?

クレンジングオイルは「油」に強力な界面活性剤を混ぜたものです。

ちなみに、台所用洗剤は「水」に界面活性剤を混ぜたものですね。

クレンジングオイルは油を基剤にしているため泡立ったりはしませんが、合成洗剤以外の何物でもありません。基剤が違うだけで成分的には台所用洗剤と同じものなのです。

このことは試しにクレンジングオイルで食器を洗ってみればわかります。台所用洗剤と同じくらい油汚れをきれいに落とすことができます。

洗浄力はそのまま肌や毛穴に与えるダメージの大きさです。

クレンジングオイルを使うと肌が荒れるのは、台所用洗剤を使って皿洗いをすると手の肌が荒れるのとまったく同じ原理に基づいているのです。

クレンジング剤のなかでいちばん強力

クレンジングオイルはもっとも強力なタイプのクレンジング剤です。

オイルタイプ・クリームタイプ・ミルクタイプ・ジェルタイプ・リキッドタイプ・拭き取りタイプ……クレンジング剤にはいろいろありますが、いずれも「油」と「水」と「界面活性剤」の混合物である点では変わりません。

それらの違いは基剤の違いです。“何に”界面活性剤を混ぜるのかが違うのですね。

たとえば、基剤がオイル(油)ならオイルタイプになりますし、基剤がクリーム(油に水を加えたもの)ならクリームタイプになります。

それらのなかでも、クレンジングオイルはもっとも大量の界面活性剤=洗剤が混ぜられています。

オイルタイプは油を基剤にしていますから、メイクとなじんだ後で肌から離れるときに大量の洗剤を必要とするのです。

いちばん人気がいちばん悪い

スキンケア指南本などを読むと必ずと言っていいほど書いてある一文があります。

「クレンジングオイルは肌に負担がかかるのでやめましょう」です。

それにもかかわらず、雑誌のアンケートなどでは約30%の女性がオイルタイプのクレンジングを使っているという結果が出ています。

これはひとえにクレンジングオイルの使い勝手の良さが支持されているためでしょう。

数あるクレンジング剤のなかでもクレンジングオイルの使用感はピカイチです。メイクが面白いように溶けますし、水で洗い流すとするりと肌から離れていきます。

しかし、この使い勝手の良さはまさしく強力な洗剤のなせる技なのです。

クレンジング剤に含まれている洗剤が強力であればあるほど、メイク落としとしての使用感は良くなります。それが大きな落とし穴なのですね。

クレンジングオイルを使ったまま黒ずみを治すのは至難の業

クレンジングオイルの使用は毛穴の開きや黒ずみを極度に治りづらくします。もっと肌に優しいクレンジングを使うようにしましょう。

クレンジングオイルだけは避けるべき

先に述べたように、クレンジングオイルはもっとも毛穴の黒ずみの原因になりやすいものです。

そのようなものを使いながら毛穴の黒ずみを治すのは至難の業と言わざるを得ません。

黒ずみを治すためには何はともあれ毛穴の負担を減らしてあげることが重要です。毛穴が回復するための余裕を作ってあげなければなりません。

それなのに、毛穴にもっとも負担をかけるクレンジングオイルを使用していれば、治るものも治らなくなります。

毛穴の黒ずみを治そうと思ったら、何が何でもクレンジングオイルだけは絶対に避けるようにしましょう。

どのクレンジングに変えればいいの?

毛穴の改善のためには、とにかく肌と毛穴に優しいクレンジングを使うことが大切です。

「クレンジングオイルをやめたら」というのは、言い換えれば「肌に優しいクレンジングに変えたら」ということです。

毛穴の開きも黒ずみも、大元の原因は肌の乾燥です。

「毛穴汚れを落とさなきゃ!」という意識からか、オイルのような強力な脱脂力を持つクレンジングを使ってしまう人もいますが、毛穴には完全に逆効果になります。

では、どのクレンジングを選べばいいのか?

オイルに比べればどのクレンジングだって肌に優しいと言えるので、どれを選んでもある程度の効果は期待できます。とはいえ、どうせならもっとも効果の高いクレンジングに変えたいところですね。

毛穴の改善にはクレンジングクリームがいちばん

毛穴の開きや黒ずみを改善しようと思うなら、クレンジングクリームが断トツでおすすめです。

理由は以下の2つ。

  • クレンジングの中ではもっとも肌に優しい
  • オイルに次いでメイクがよく落ちる

クリームタイプはもっとも肌に優しく、肌が乾燥しにくいクレンジングです。オイルと違って、肌の潤いをほとんど奪わずにメイクを落とすことができます。

オイルをやめて肌に優しいクリームタイプに変えると、肌は少しずつ本来の保湿力を取り戻していきます。

毛穴のコンディションが改善されるので、黒ずみができにくくなりますし、肌がふっくらと膨らんできて全体的に毛穴が目立たなくなってきます。

また、肌に優しいのに、メイク落ちが優れているのもポイントです。

もし現在オイルを使っているのであれば、落ちにくいメイクをしているはずですので、ミルクやジェルだと十分に落ちない場合があります。

クリームタイプはオイルに次いでクレンジング力が高く、強力なウォータープルーフ物を使っていない限りはまずキレイに落とせます。

毛穴の開きや黒ずみを改善したい人は、ぜひ一度クリームタイプのクレンジングを使ってみてください。全然違いますよ。

まとめ

以上、クレンジングオイルをやめたら毛穴の開きや黒ずみが改善するよ!という話をしてきました。

毛穴の開きや黒ずみを改善するためには、「毛穴にいいものを使う」よりも、「毛穴に悪いものを使わない」ことの方が百倍重要です。

そして、もっとも毛穴に悪いのがクレンジングオイルの使用なのですね。

毛穴に悪いものを使わなくなると、毛穴が受けるダメージが減った分だけ、必ず毛穴の状態は改善していきます。

毛穴ケアでいろいろ空しい努力を重ねるよりも、はるかに楽で、大きな効果が得られるところですので、クレンジングは肌と毛穴に優しいものを使いましょうね!

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